竹永亮太は、小学校の教員をしながら
合唱や吹奏楽など、音楽と親しんでいます。
勤務する小学校では合唱部の顧問を担当し、
全日本合唱コンクールで「金賞」を受賞。
その様子は新聞やテレビ等、
度々メディアで紹介されています。
2年連続
「全日本合唱コンクール」
全国大会、金賞受賞!
2018年。遺伝子検査の結果を受け入れたつもりではあったものの・・・
竹永亮太が出演した音楽のイベントに出演していた小学生の合唱を偶然聴く。明るく元気に、きらきらした笑顔で歌う子どもちの姿にこぼれる。
「本当は教師をずっと続けたい・・・」
今まで抑えていた感情があふれ出す。
不思議な縁で、偶然にも2年後にその合唱部のある小学校に赴任。
そして「合唱部の顧問にならないか」との打診。
正直悩んだ。
すでに左足に症状が出始めていた。動ける時間を自分や家族のために使わなくていいのか。
悩んだ末「体が動ける今だからこそ、全てに挑戦しよう。」と決意。
§§ 福岡・佐賀KBC NEWS 【シリタカ!】より
『誰かを休ませてあげたり、守ってあげたりする人になってほしい』
2022年11月に行われた全日本合唱コンクール全国大会では、『金賞』そして4校だけ選ばれる「特別賞」を受賞。2023年11月にも全国大会で『金賞』を受賞。
竹永亮太は、自由曲に選んだ「樹形図」について
『いまはまだ小さくて出来ることも限られているかもしれない。いつかはなにものにも動じない誰かを休ませてあげるとか木の葉っぱで誰かを太陽の光から守ってあげるかのようなそういう人になってほしい』と話す。
そんな想いをこめて一緒に練習に励んできました。
合唱を通して得た感動を忘れず、今後の人生でも音楽とともにある人生を歩んでくれたら・・・と思っています。
いつも明るく元気な合唱部
「先生は情熱があって優しい先生です。」
「からかったり冗談を言ったりしてるけど、みんな先生のことが大好きです」
そう話してくれる子どもたち。
いつも元気で明るく、ふだんは「先生は病気やけんかわいそう」とはまったく感じさせないのに、階段に差し掛かったりするとさりげなく「先生肩貸そうか」「手すりつかんで」とか言ってくれる。
「自分を通して、これからも支えが必要なときはさりげなく助けられるような人になって欲しい」と竹永は話す。
一生懸命歌っている姿に気付いたら涙がポロポロ出ていてすごく励まされた
ALSと真正面から向き合う力をくれた
「子どもたち」と「音楽」。
音楽を通して子どもたちの「心を育てること」
聴いてくださる方に「元気・勇気・ちから」を
贈るために毎日子どもたちと音楽を楽しんでいます。